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問題のロゴ
群馬県太田市長「使用すれば将来に禍根残す」
アートディレクター佐野研二郎氏のデザインは、群馬県太田市でも使われないことになった。
佐野氏が手がけた「おおたBITO 太田市美術館・図書館」のロゴを巡る問題。清水聖義市長は2日、「使用断念」を明らかにした。2020年東京五輪の大会エンブレムが白紙撤回された9月初めには、「問題ない」と強調していた清水市長だが、批判を受け、1か月での方針転換となった。
市は9月20日付の「広報おおた」で、佐野氏の作品と類似性が指摘されている米国人デザイナーの作品を掲載。〈1〉佐野氏の作品を使う〈2〉公募〈3〉その他――の選択肢を示し、市民の意見をメールや手紙で募り、2日の郵便到着分で締め切った。
市文化スポーツ総務課によると、寄せられた意見は計272通だった。このうち参考とするのは「市民の意見」のみで、市外在住者や無記名の55通を除く217通が対象となる。
意見の集計結果は出ていないが、清水市長は2日、取材に対し、「予想外に意見が少なくて残念。22万人都市の太田で、1%(2200人)程度はほしかった」と述べ、市民の関心が薄いとの見方を示した。広報誌で意見を募集する前の9月上旬に、市内外から批判的な意見が相次いだことも踏まえて、「佐野氏の作品を使わないことだけは決めた。使用すれば将来に禍根を残す」と語った。
市は今後、新たにデザインを公募するか、ロゴ自体の作成を取りやめるかどうかを検討する。仮に公募になっても、佐野氏の作品は候補としないという。
施設は16年秋の開館を目指す。ロゴは、施設の設計を担当した東京都港区の設計事務所が、佐野氏に発注した。市と事務所の契約金183万円は未払いで、市は今後、支払いをどうするか事務所側と協議する方針だ。
via.YOMIURI
【「予想外に意見が少なくて残念。22万人都市の太田で、1%(2200人)程度はほしかった」と述べ、市民の関心が薄いとの見方を示した。】とのことですが、これはきっと市民感情からすると感心が薄いと言うよりも、撤回が前提のため、意見出さなくても撤回になるからOKという考えではないでしょうか?
少なくとも、佐野氏の色々なパクリが露呈しているわけで、このロゴ自体問題なかったとしても、使用すれば全国に恥をさらすことになりますからね。